辛くなったら、医師に相談しましょう。

費用を知る

うつの治療で重要なのは支出ではなく収入

うつ病の治療で気になるのは治療にかかる費用ですが、実際にはうつ病患者のための自立支援利用制度などがあるため治療費の自己負担は他の疾患の治療よりも負担が少なくなります。 しかし、うつの治療で問題となるのは医療費の自己負担率などの支出では無く、収入なのです。 うつ病の症状は一定のものではありませんが、それらの諸症状が及ぼす結果は一言で表せば働けなくなることです。 どうしてもやる気が起きず、これまでできていた仕事ができなくなる、そんなうつ病患者を暖かく受け入れてくれる企業は非常に少なく、うつ病を治療するまで収入が激減する人は珍しくありません。 だからこそ、うつの治療の自己負担を引き下げる自立支援医療制度が適用されるのですが、支出が減っても収入が無い問題の解決にはあまりならないでしょう。

うつ病に適切な対応がとれる職場は少ない

このうつ病患者の収入の問題は、うつ病となった社員に適切な対応がとれる職場が現状でも少ないことが原因です。 そもそも、うつ病が問題となるほど増えたのは、うつとなるほど苛酷なストレスを社員に与える企業、いわゆるブラック企業が増えたことにあります。 当然こうしたブラック企業はうつ病になった社員をそのまま雇用することは無く、直ぐに解雇してしまうため、大量のうつ病患者はあっという間に無収入の状態に追いやられるのです。 うつの症状は外傷などは無いものの、明らかに働けない状態であり、その状態で放り出すなど雇用主である企業にとって本来はあってはならないことです。 うつで働けないからこそ、企業はうつが治療するまで支援する義務があると言えます。 うつとなった原因が企業での苛酷な労働にあるというのならばなおさらです。